田舎というところは、狭い世界。ちょっとした事でもすぐに広まってしまう。普段の生活も誰に見られてるかわからない。挨拶とかもしないと何言われるかわからない。自分はそういうのは苦手なので、できるだけしないように工夫しているが、どうしてもの時は会釈だけする。自分はそれでなんとかなってるが、親は挨拶をしっかりしている。挨拶をしないといけない意識があるんだろうか。その意識がありすぎたのか、自分が引いてしまった事があった。ある日、親と買い物をしていたら、親が立ち止まり、「親戚のおばちゃんがいる」と言い始め、おばちゃんらしき人に近づいていた。親がある程度近くまでいっても、その人は挨拶をしなかった。親は、その人の顔を見るために覗きこむ格好になったすぐあとに、自分がいる場所へ戻ってきた。親は「おばちゃんじゃなかった」と恥ずかしそうに伝えてきた。自分は、他人に対して、ものすごく失礼な事をしていたのを分かっているか質問をしてみた。答えは、「おばちゃんがいるんなら挨拶しなきゃいけないでしょ」確かに挨拶は大事ではある。ただ、あんな近くまでいって確認する必要があったのか。本人という確証がないのに、なぜそこまでいったのか。そんな親を見て、少し考えさせられた。田舎の生きづらさはこういうところにあるんだろうか。
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